人事向け結果活用ガイド~はじめに~

ここでは、サーベイ結果を受け取った人事(事務局)のみなさまに向けて、結果の読み取り方の概要をご紹介します。

まずはこのページで全体像をつかんでいただいた後、実際の納品物をもとに、自社の現状把握・課題設定を進めてください。

サーベイ結果を確認するための納品物一覧

「納品物一覧」や「各納品物のイメージ」は、こちらからご確認ください。

サーベイを実施後、「課題設定支援WEBレポート」をはじめとする納品物を基に、読み取りを行ってください。

読み取り方のステップを、画面下部に記載していますのでご確認ください。

サーベイの読み取りに向けて

読み取りの前に、まずは以下の前提をご確認ください。

サーベイの読み取りに向けて
サーベイ結果には「組織の状態」が表れています。
あくまで一時期の組織状態を”切り取ったもの”であることを前提にしながら、組織が今「どんな状態なのか」を捉えます。
その上で、日頃の問題意識や実感値と照らしながら「何が問題なのか」「その中で何が課題となるのか」を捉えましょう。
さらに、見えてきたことに対して「手を打てそうなこと」を考え、可能な範囲で打ち手を実行することで改善につながります。

●前提情報① サーベイの構造

実施したサーベイ(エンゲージメント・ドライブ)の構造を、こちらから改めてご確認ください。

●前提情報② サーベイの活用サイクル

エンゲージメントを向上させ組織をより良くしていくには、「全社」「各組織」が、それぞれサーベイを起点に「PDSサイクル」を回し改善を行うことが重要です。詳しくはこちらをご覧ください。

※組織長向けの「結果の読み取りガイド」はこちらからご確認ください。

読み取りのステップ

サーベイ結果をよりスムーズに理解するための「読み取りステップ」をご紹介します。

※「」に記載の内容は、各種納品物を指しています。

STEP0_結果読み取りのための準備

0-1:課題仮説の確認 

サーベイ実施前に自社の課題感を整理した場合は、再度結果を読み取る前に仮説を確認します。(仮説立ての詳細はこちら

0-2:「回答データ(ローデータ)」

報告書が納品される前に、速報として「回答データ(ローデータ)」の結果を確認いただけます。

STEP1_結果の読み取り(現状把握・仮説検証・課題設定)

1-1:「課題設定支援WEBレポート」

課題設定支援WEBレポートを用いて、WEB上に表示されているスコアを基に、現状把握・仮説検証・課題設定を行います。

■現状把握
WEBレポートを用いて、全体スコア(結果と要因)~気になる属性ごとのスコアを把握します。
※WEBレポートのログインや使い方に関する情報はこちらからご確認ください。

■仮説検証
ステップ0-1で確認した仮説に照らして、①想定通りだったこと②想定外だったことと、サーベイスコアの高低を確認し、組織の状態を立体的に捉えます。

■課題設定
前回結果との差分がある場合は、今回のスコアだけでなく前回との差分を基に現状把握することで、より本質的な課題設定につなげることができます。

比較する前回結果がない場合は、リファレンスとの差分が表示された「全体傾向報告書(PDF)」も併せてご確認ください。 

STEP2_結果の読み取り(追加情報の確認)

2-1:「データ集」 ※追加項目を設定している場合にご確認ください※
独自に設定された追加項目のスコアも併せて確認します。
※追加項目の結果は「データ集」に掲載されています。追加項目を設定していない場合は、標準項目に関する結果のみが表示されます。

2-2:「コメント集」 ※フリーコメントを設定している場合にご確認ください※
定量的なサーベイスコアの補足情報として、独自に設定されたフリーコメントの結果も併せて確認します。
※フリーコメントは「コメント集」に掲載されています。フリーコメントを設定していない場合は、コメント集の納品はございません。

フリーコメントは従業員の方の実際の声となりますので、1つ1つ目を通していただくことを推奨しています。どうしても「目立つ意見」に引っ張られて しまいますので、あくまでも定量データを補足する情報として扱うことを念頭に置いてご確認ください。

フリーコメントを読み、個人を特定することはなるべく避けてください。従業員の方に犯人捜しと受け止められてしまうと、次回以降、率直な意見をいただけなくなってしまう可能性が高いため、十分にご注意ください。

STEP3_打ち手の検討

3-1:「打ち手のヒント集」
打ち手のヒント集」を参考にしながら課題仮説に対する打ち手案を確認し、検討できそうなものにあたりをつけます。打ち手の検討の際は、是非当社の担当へもお気軽にご相談ください。

STEP4_経営や組織長への還元

4-1:専用のアウトプットはございません
STEP1~3で見てきた全体結果を整理したうえで、経営層へ、全社の現状と課題を報告します。
※回答結果を踏まえた対応の方向性について、事務局内で事前にすり合わせを行った上で、全体報告を行うことが効果的です。

4-2:「2属性比較報告書」「3属性以上比較報告書」「組織長向け活用ガイドブック」
サーベイ結果は人事(事務局)や経営層だけでなく、各組織長へ還元することが大切です。

※「組織長向け活用ガイドブック」の他、本サイトにて「組織長向けの読み取り支援コンテンツ」をご用意しております。

 

WEBレポートのリリース時期について
課題設定支援WEBレポートは2024年12月にリリース予定の新サービスです。
諸事情によりサービスのリリース時期が変更となる可能性がございます。
リリース時期が変更となった場合、利用可否については担当にお問い合わせください。

WEBレポートのお客様の利用可否について
課題設定支援WEBレポートは、2024年10月以降に実施準備を開始し、2024年12月以降に標準報告書が納品されるお客様のみ対象となります。

参考:フェーズごとのコンテンツ一覧

Updated on 2024-10-31

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